介護用語辞典
■ 褥瘡(じょくそう)
床ずれのことです。寝たままで同じ姿勢をつづけた場合に、身体の一部が長時間にわたり圧迫され血液の流れが低下して起こります。皮膚組織の循環障害により発赤、腫脹、びらん、潰瘍の形成を経て、ついには壊死に陥ることです。あおむけの状態では後頭部や肩甲骨、尾てい骨の上部(仙骨部)、踵骨部など、横向けでは耳、肩、ひじなどに多く発生します。同じ場所に圧迫がかからないように、定期的に体位変換を行うことや、除圧マットの利用、栄養管理、皮膚の清潔などによる予防が必要となります。
介護用語辞典「さ行」
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